看護師
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患者さんの療養上の世話や精神的なケア、医師の診療の補助はもちろん、ほかの医療スタッフやご家族とのコミュニケーションにおける潤滑油としても、幅広く活躍する看護師。回復期リハビリテーション病院においては、その役割はさらに広く、よりきめ細やかなサポートが求められます。
というのも、一般病棟や通常のリハビリ施設と異なり、「日々の入院生活もリハビリ訓練の一環」とするのが回復期リハビリテーションの特徴。看護師によるケアも、病棟での食事や着替え、排泄、歯磨き、入浴の介助まで多岐にわたるのです。それらの日常動作を患者さんが自力で行えるよう介助し、退院後の生活をよりスムーズに送れるように後押しするのは、回復期リハビリテーションに携わる看護師ならではといえるでしょう。
なお、看護師1人が担当する患者さんの人数は、医療法によって定められています。例えば、回復期リハビリテーション病棟の施設基準である「入院料2」「入院料3」に指定されている施設では、15人の患者さんを最低1人の看護師が担当。一方、最上位となる「入院料1」に指定されている施設では、13人の患者さんに少なくとも1人の看護師を配置することが義務付けられています。
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