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働くスタッフインタビュー / 医師

医師

プロフィール

四津良平さん: 慶應義塾大学卒業。同大学心臓外科教授などの豊富な経験を持ち、多くの患者から信頼を得ている。一般法人社団巨樹の会 原宿リハビリテーション病院院長。グループの理念に加え、同院では「安心安全な医療」と「快適なリハビリテーション環境」も加えた想いのもと診療にあたっている。

―回復期リハビリテーションにおいての医師の役割を教えてください。

急性期を脱した患者さまが安心して快復をめざせるよう、医療の面からサポートし、一日も早い日常生活の復帰を支える役割を担っています。回復期リハビリテーションをスタートする期間は発症から数えて決まっていますが、急性期の病院で治療を受けた後、比較的早い段階で回復期リハビリテーションに転院なさっても安全な状態でリハビリをお受けいただくため、例えば当院ではリハビリテーション科の医師だけでなく、脳外科、神経内科、外科、心臓外科のそれぞれ専門医が在籍しています。専門医がケアできますから安心して治療を続けていただけるんです。リハビリは発症からできるだけ早く、集中的に行うことが肝心ですので、その意味でもお役に立てると思います。

―回復期リハビリテーションにおいての医師の役割を教えてください。

皆さんがご自宅に戻ってから自分で歩いてトイレに行き、自分で食事ができるといった日常生活動作(ADL)のリハビリを中心に、「寝たきりゼロ」をめざして日々力を尽くしています。当院は退院後の在宅復帰率が現在87%(2016年4月現在)。退院後の生活をサポートしてくれる地域のリハビリ施設などとの連携は不可欠ですね。

―地域の施設のほか、急性期病院との連携も大切ですね。

そうですね。リハビリスタッフやケアマネージャーが中心となり、地域施設との連携をはかるほか、急性期病院へは私自身も訪問し、当院のことを知っていただけるように努めております。疾患を発症した患者さんが一日も早く日常へ復帰するためには、各病院、病棟、施設のスムーズな連携は欠かせないでしょう。

―ありがとうございます。最後に、医師の立場から患者さん・ご家族へメッセージをお願いします。

リハビリではあきらめないということが大事です。ご自宅に帰って日常生活ができるようなところまで近づくためには、患者さん自身の努力が必要になります。ご家族の判断も重要ですね。ご本人は痛いし辛いし、入院などの手続きの仕方もわからないかもしれません。まずご家族がリハビリを受ける判断をして、患者さんをしっかりサポートしていただければ。ご高齢の患者さんは誰しも「リハビリはやりたくない。ずっとベッドにいたい」とお考えでしょう。当院をはじめ、多くのリハビリテーション病棟では、充実した設備やつきっきりでケアする療法士など、リハビリがなるべく楽しく行える環境を整え、サボれない雰囲気を作っています。きちんと治したいというお気持ちを持って来ていただければうれしいですね。我々は患者さんが回復され、「この病院に入院してよかった」と笑顔でご自宅に戻っていただけるよう、一心に努めていきたいと思っています。