看護補助者インタビュー|回復期リハビリテーション.net

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働くスタッフインタビュー / 看護補助者

ケアワーカー

プロフィール

介護福祉士。この道13年のベテラン。忙しい中、休日には友人とランチを楽しんだり温泉に入ってリフレッシュするそう。

―お仕事の内容や役割を教えてください。

ご入院されている患者さまの身の回りのお世話をさせていただいています。患者さんが在宅に戻るために日々リハビリに励まれている中で、看護師やリハビリスタッフとともに安心して入院生活を送るための環境を整えています。具体的には、食事のお見守り、入浴や排泄の介助、夜間の床ずれ防止のための体位変換などのほか、患者さんに合ったレクリエーションを提案することもあり、患者さんにとって一番身近な存在としての役割を果たしています。

―他の職種のスタッフとの連携はどのようにされていますか?

例えば食事介助については、患者さん個々の状況を見て対応する必要がありますので、私たちは必ずリハビリスタッフや看護師に確認を取り、許可を得てから動くようにしています。また、毎日の申し送りをはじめとした話をする機会を作り、患者さんの状況を共有しながら日々業務を行っています。ケアワーカーの立場からリハビリスタッフや看護師に患者さんの状況を伝え、相談しながら、患者さんの介助の方針を立てていくこともあります。

―患者さんに接する際に気をつけていることはありますか?

排泄介助や口腔ケアに入るときには、患者さんが不安に感じないように、必ず声かけをして次の動作は何か確認しながらお手伝いをしています。中には麻痺があり体が不自由な方もいるので、移動の際には転倒・転落がないように患者さんに合った移動の仕方で行っています。何においても最善の注意を払ってお手伝いすることで、不安を払拭し少しでも安心して過ごせるようにすることが大切ですね。患者さんは少しでも状態をよくして家に帰りたいという気持ちをお持ちです。その気持ちを尊重し、少しずつでもステップアップして、無事に笑顔で退院できるように支援することが、とても重要だと感じています。

―患者さんの心のケアやご家族への対応はどのようにされていますか?

やはり皆さん最初は、自分がこれからどうなってしまうのだろうという不安とこれからよくなるんだという気持ちが半々で入院されてくると思うので、少しでもステップアップされたときには「よくなってよかったですね」と励ましの言葉や不安が和らぐようなお声かけをしています。また、入院中は私たちやリハビリスタッフ、看護師がついていますが、家に帰った後はいろいろな環境で過ごすことになるので、そういった面での不安も多いと思います。ですからご家族にも必ずご挨拶をさせていただき、「何かあれば何でもおっしゃってくださいね」とお話し、傾聴する姿勢を大切にしています。

―これまでお仕事をされてきた中で、印象に残っていることはありますか?

入院当初は鼻から管を通して栄養を摂っていた患者さんが、機能訓練をすることで少しずつ改善され、最終的には車いすに乗ってデイルームに行き自分でご飯が食べられるまで回復されたことがありました。それに伴い乏しかった表情がどんどん豊かになっていき、ご家族もとても喜ばれていましたし、スタッフとしてすごくうれしかったですね。また、入院当初は言葉も少なげだった患者さんが、リハビリを頑張ることによって状態がよくなり、退院間際になると歩けるようになられたときに、「リハビリをすることで歩けるようになったわ。どうもありがとう」と笑顔で喜びの言葉をおっしゃってくださいました。そのときは、私たちもお手伝いさせていただいて良かったと感激しました。この仕事にやりがいを感じるのはこういった患者さんの喜ばれる姿を見るときですね。

―どんなきっかけでこの仕事を選びましたか?

祖父が脳梗塞で倒れ後遺症が残ったために施設に入居した際に、介護や看護の仕事があることを知りました。当時は食事のとき以外はほとんど寝たきりの状態で、体力が落ちて行く姿を見て、体の不自由な人のお世話ができればと思ったことがこの仕事に就いたきっかけでしたね。患者さんから感謝の気持ちを言っていただくこともありますが、私たちこそ、できなかったことができるようになっていく患者さんから勇気をもらっています。一生懸命にリハビリに励む姿を見て、私のほうが「頑張らなくちゃ」という気持ちになり活力をいただいていますね。

―最後に今後の目標や展望を教えてください。

リハビリを必要としている患者さんは大勢いらっしゃいます。そういった方が元気になって自宅で生活ができるように、日々患者さんの気持ちに寄り添い、いろいろなお話をしながら安心して入院生活をくれるようにサポートしていきたいです。そして、回復期病院に入院される多くの患者さんがリハビリをすることで、自分の身の回りのことができるようになり、笑顔で生活していけるように応援していきたいですね。